義援金のお願い

幼い頃我家には牛が4頭いました。

当時は農業のかたわら、畜産も営んでいたのですが、
牛の手入れや散歩、牛舎掃除、そして“はみやり”(餌やり)を父と一緒によくやったものです。
毎朝学校に行く前には、藁を裁断機で切って、ヌカと水を一緒に混ぜて餌をつくってましたね。

田植えシーズンの前になると、まだ耕耘機というものが身近ではありませんでしたから、牛に鋤をつけて、耕していました。
これでも牛の扱い方は上手い方でした。(小学校1,2年生の頃)
(よくテレビで、海外の子供が裸足で農業の手伝いをしながら牛を引いてたりしますが、まさしくあの光景と同じです。)

そして、作業が終わり、全身を洗って毛並みの手入れをするときは、
「どうどう」、「どうどう」と頭や胴体をなでながらするのですが、
牛はとっても優しい目をしながら気持ちよさそうでした。

そんな手塩にかけて家族同然に育てた牛がセリにかけられ、我家を離れるときは、
泣き叫ぶいくらいの寂しさを感じていたものです。


今宮崎で起っている口蹄疫の問題は想像を絶するものです。

私たちも何かしたいと、所属する団体で200万円を目標にした義援金集めに協力しています。

また弊社グループ各店でも募金箱を設置して、募金を開始しました。

ご利用の際にはご協力いただければと思います。

null


投稿日時:2010.05.14(Fri) 09:43:22|投稿者:miyata