坂の上の雲

昨日のベルエポックカフェ、255名のご利用。
42席ですから、6回転です。
凄いです。

さてもうすぐ夏休みですね。
16,7年程前、ホテルのレストランマネージャーとして勤務していた私は、ホテルの2Fに作ったばかりのレストラン「ル・シェル」と9Fのレストラン「スカイブルー」の担当をしてました。
朝食とディナーが「ルシェル」で、ランチとナイトラウンジが「スカイブルー」での営業でした。

夏休みになると、朝食(洋食)だけで約300人のサービスになり、80席のレストランですから、朝から長蛇の列ができてしまいます。(イライラしたお客様から毎朝々お叱りばかり受けてました。)
朝食が終わると、9Fに上がりランチのサービス、ランチが終わると2Fに降りて満席のディナー、そしてディナーが落着くと、9Fに上がりシェーカーを振ってました。。。

結局夏休み期間中は毎年一日も休みなく・・
毎日毎日が辛くて辛くて、なんとなく先が見えない中で、「こんな事してて何になるんだろう・・・」とか、「何でオレたちだけ・・・」と、よく思ったものです。

ただ、今になって思えば、一番楽しくて、輝いていた時間だったように思え、あの時の1コマ、1コマの出来事がいつも自分の支えになっています。

ギリシアのことわざに、“歴史を作るのはロゴス(論理)ではなく、パトス(情熱)とエロス(性愛)である"という言葉があります。

私達は今、ベルエポックというまだまだ幼稚な企業の歴史を作ろうとしています。
その中で働く人たちの息吹があって、汗と涙があり、笑いがあって、争いもあり、恋もあります。

“のぼって行く坂の上の青い天に、もし一だの白い雲が輝いているとすれば、それをのみ見つめて坂を登ってゆくであろう”
司馬遼太郎著「坂の上の雲」から)

“熱い”夏は始まったばかりです。。。



でも、、、やっぱ、、、古い人間ですね。◇ヽ(*ヘ*)ノ

投稿日時:2008.07.20(Sun) 09:59:34|投稿者:miyata