昨日は午後から高千穂日帰りの強行出張でした。
なぜに高千穂まで行ったのかというと・・・
もう20年ほど前の話になりますが、五ヶ瀬町の“やまめの里”というところが、「ホテルフォレストピア」というオーベルジュ(食べるために泊まるホテル)を造ることになり、私の働いていたホテルが研修生を受け入れることになりました。
それと同時に、ホテルを造るためのプロジェクトチームに参画してほしいということで、ホテルから一人派遣されることになったのです。
そして派遣されたのが、
なんと私・・・
経験3年の弱冠26歳でした。
プロジェクトチームはやまめの里のA社長を筆頭に、M支配人に私、今では超有名になった大森由紀子さん、そして大森さんが連れてきたフランス人シェフパスカルでした。
パスカルシェフはあのトゥールダルジャンでセカンドを務めていたほどのシェフです。
毎週片道5時間かけて五ヶ瀬まで行き、深夜に帰る数ヶ月と、オープン前の2週間はやまめの里に泊り込みで、とにかく九州NO1のオーベルジュを造ろうと必死こいてました。
あの時が生まれて初めて本物のフランス料理に触れた時だと思います。
そして無事にホテルフォレストピアは開業し、レストラン「シェ・パスカル」も連日全国から大勢のグルメなお客様を迎えることに成功しました。