シャトーレストラン ベル・エポック

初心

先日、都城に行く機会があったので、食事をしようと思い、とあるレストランに行きました。
料理は、よく見るスタイルの形式で、ブッフェコーナーから前菜や、デザート、ドリンクが自由に取れて、メイン料理は選べるコースになってました。

女性スタッフに案内されて、メニューを渡されたのですが、見ただけでは全くチンプンカンプン。システムが分からず目を凝らしていると、間髪いれず、その女性スタッフが来て、「当店ははじめてですか?」と聞かれ、はいと言うと、丁寧に分かりやすくしかも、しつこくない程度の説明をしてくれました。ものすごく笑顔で・・・。

これはどこのレストランでも当たり前のようにしている事なのでしょうが、ここのレストランのスタッフ（女性ばかり２０〜主婦くらい５名）は、ずーーっと笑顔。とても自然な。私も食べる事は２の次で、スタッフの動きをじっと見てました。

中には、男性の常連様もいた様子で、お帰りの際のレジ前でも楽しい会話をしながら、レジ前に並んでいる商品をガンガン売っていました。
厨房はオープンキッチンになっており、そこでも女性の調理人が目配りをしており、サービスに手が無い時は積極的に表に来て、接客・レジをこなす。

辛口な事を言えば料理は普通に可も無く、不可もなくといった所でしたが、サービススタッフの接客レベルには少し驚きました。

帰り際も清算を済ませ、ドアを開け、恐る恐る振り返ると、しっかりと笑顔で深々と頭を下げておりました。
内心、同業者の私としてはどこか、ヤラレタナ〜という気持ちと、あっ初心に帰らねば・・・と思わされる、少しほろ苦い食事となりました。

今日は単純な内容ですが、単純な感動がこの長い文章になりました。（私にとっては・・）
ご清読ありがとうございました。